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消防点検として無断で部屋に侵入されることがある?

 

業者としてはできるけどやりたくない

住居が賃貸の場合、火災報知器や煙感知器などの消防用設備の点検として部屋に無断で入られることが、
少ないながらもあり得るようです。
例えばある時家に帰ってきたら部屋の電気がついていたなど。
ですが掲示板に張り紙がされるなどの形で事前に告知がされるため、
ある日、家に帰ってきたら部屋に業者が居たなどということはまずありえません。
結論から言えば、入居者に無断で消防点検することは、
業者としても「できるけどやりたくない」ことであり、滅多にありません。

 

マンションでは通常、6ヶ月に1回の消防設備の点検があります。
管理業務として業者が部屋に入る場合には、入居者か管理者の同意が必要となります。
つまり大家などの管理者の同意がある場合には、問題がないとされます。
消防用設備の定期点検という必要性の有ることでもあります。
消防用設備の点検は、実際に機器を作動させる必要があるため、どうしても部屋に入る必要はあります。
共同住宅の場合は火災になったら他の住民にも被害が及ぶため、定期点検の必要性はあります。
万一、点検を拒否して機器に故障があり火災になった場合は、入居者の責任が問われる可能性も存在します。
消防用設備の点検はこれらを回避するためにもなっています。

 

事前に連絡されるので知らないまま入られることはない

消防用設備の点検前には、その旨を伝える連絡が入居者に届きます。
ここに消防点検のために入室する必要があると書かれていることが通常です。
ですが業界としても入居者の都合が優先されるべき、というのが基本的な考え方です。
トラブルも予測できるため、業者としても入居者に無断で点検をするようなことは通常ありません。
定期的な消防点検の度に在宅しているのは難しい人も多いようで、
業者から見るとマンションの点検では留守が多いという話もあります。
ですがそれでも入居者の立ち会いで消防点検をするという声は多く、
無断での消防点検をするということはほとんどありません。

 

ただし消防点検が有ることをすっかり忘れており、
連絡することもせずに居たために実際に無断で部屋に入られたということはあるようです。
ですがこの場合、大家さんが立ち会うため、業者のみが部屋に無断に入って消防点検をすることはやはり少ないです。
それでも入居者の気持ちとしてはやはり良いものではありません。
また、無断での消防点検が少ないのは最近の話で、昔は平然と行われていたという話があります。
消防点検の日を変更することなく、
不在なら合鍵を使って点検すると張り紙の時点で書かれている例も昔はあったようです。
また入居者側もそういうものだという認識の人もいるようで、
プライバシーに対しての感覚に違いがあるのが現実です。
このため管理者に依っては勝手に部屋に入られるリスクがあるかも知れません。
消防点検に立ち会う都合がつかない場合でも、連絡だけはしっかりとしておきましょう。

 

消防点検の前にやっておくこと

スムーズに点検してもらうためには、消防設備周辺は片付けておいたほうが良いでしょう。
クローゼットの中に感知器がついていることなどがあるため、
これを意識しないと人前でクローゼットを開けることになることなどがありえます。
またベランダにあるであろう避難梯子が作動するかを確認するため、ベランダも見られることになります。
裏を返せば消防設備がない箇所が見られることもなく、その道理もないため、
プライベートなものはそちらに一時的に避難させるといいでしょう。
なお、勝手に部屋に入られたくないからと自分で新たに鍵をつけるなどをした場合、
緊急時に開けることができずに責任問題が問われる可能性もあるため、避けたほうがいいでしょう。
自動で検査をする感知器や、遠隔で検査できる感知器などがあるマンションもあります。
どうしても嫌なら、そのようなマンションを探すのも手です。

 

消防設備の点検・メンテナンスのことなら北九州市のササキ防災へ

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