消防設備の重要性、いざという時に備える
一般のお宅以外のほとんどの建物、病院や店舗・マンションなどは消防設備を設置することが
消防法で義務付けられています。
もちろん一般住宅だって置いた方が良いでしょう。
いつ万が一が起こらないとも限りません。
そんな時に、少しでも早く消火活動ができるように・逃げることができるように
・周りに状況を知らせることができるようにしていれば、
被害を食い止められるかもしれません。
それはムリでも、被害を最小限に抑えることが可能となるでしょう。
消防設備と言ってまず思いつくのは消火器でしょうか。
避難梯子や火災報知器・スプリンクラー・救助袋などさまざまあります。
警報設備に避難設備・消火設備というわけです。
更には消火器や火災報知器の使い方を練習したりスプリンクラーが動くかどうか実際に作動してみたり、
日ごろの避難訓練もしておきましょう。
更に重要なのが実際に使える状態にしておくこと、
消防設備は設置するだけでなく定期的に点検を受けることも義務付けられています。
磨いたり錆を落としたりといったお手入れもしておいた方がいいし、
ただきちんと管理していればずっと使い続けられるわけではないことも知っておいてください。
消防設備には耐用年数あり、それぞれにその年数は異なりますから
その頃になると新たに買い替える・付け替えることも検討しそれに合わせて予算も組んでおくことです。
次に、具体的な耐用年数について見ていくことにします。
消火器・折り畳み式の縄梯子や救助袋の場合は約5年程です。
これらは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令の別表第1を参考とすること、
器具備品の「前掲のもの以外のもの」の中のその他のものとなるのです。
ハロゲン化物消火設備やあわ消火設備といった自動消火設備ならば
「1ガス機器」内の冷房用機器に該当し約6年程、スプリンクラーや災害報知器は約8年程です。
消防設備の耐用年数はあくまで参考に、
太陽の光が直接差し込み風や雨が吹き込んでくるような場所と室内とでは劣化の具合が違って当然です。
地震などの自然災害で破損してしまうこともあるでしょう。
耐用年数がくるまでは大丈夫と信じて放置していると、いざという時に使えなくなってしまっていたら大変です。
いずれの消防設備も大切なものばかり、人の命が左右されるのです。
点検やメンテナンスは必須、交換時期の見極めにもなります。
劣化して使えなくなるまえに早めの修理交換が必要です。
消防設備の点検はプロに任せる必要あり、信頼できる業者を選ぶことも必要です。
消防設備の耐用年数については、社団法人日本消火装置工業会が
「交換を推奨するおよその期間」というのを発表しています。
おおよそどれくらいで劣化し交換が余儀なくされるかが票になっているので分かりやすいです。
それ以前にも、消防設備点検の段階で異常が見つかれば修理・更新を依頼することとなります。
たとえば不具合や故障が見つかった場合には当然です。
さらにはその建物が増築や間取り変更をおこなった場合、
事務所だったものを飲食店につくり変えるなど用途が変わったときにも
それに合った設備を追加する必要が出てきます。
今の消防設備は今の消防法に基づいて設置されているもの、
法改正があればまたそれに合った設備を設置しなければなりません。
もしも火災が発生したのに誘導灯が点灯しなかったとしたら、警報ベルがならなかったらどうなるでしょう。
今までに起きた大規模な災害や火災を元として作られている消防法、
あらゆるトラブルに対応できるようにと作られているのですから守らねばならないのです。
設置して一安心している場合でも無し、耐用年数が刻一刻と迫ってきます。
ほんのちょっとの油断、その隙をついて最悪の事態というのは起こりかねませんので、
日頃から備えておきましょう。
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